最近ついにPythonに挑戦することにしました!
初めていじる言語なので、まずは入門書でしっかり勉強することに。
いろいろ探してみて、「いちばんやさしいPythonの教本」で勉強することに決定しました。
Amazonの評価が高かったのとたまたま半額ぐらいだったのが決め手です。
今回は「いちばんやさしいPythonの教本」のレビューを書いていきます。
目次
初心者にオススメな理由
簡単なプログラムを作りながら、基礎の文法を学べる
本書では、まずどういうプログラムを作るのかを解説して、それを実現するにはどうすればいいのかが紹介されています。
「if文はこう書きます。次はfor文です。さらに次はwhile文です」
といった、ただ文法を紹介するような内容ではなく、簡単なプログラムを作りながら文法を学ぶという内容がよかったです。
「文法を紹介していって、最後に簡単なプログラム」という方式だと、だるくて仕方ありません。
サンプルプログラムも短くて5分もあれば作れるような簡単なモノなので、サクサク進めていくことができます。
簡単だけどWEBアプリケーションの作り方も紹介されてる
一昔前のpythonの入門書だと、文法を紹介しておしまいということが結構ありました。
しかし本書ではBottleを使ったpythonによるWEBアプリケーションの作り方も紹介されています。
ApacheやらNginxやらインストールする必要もなく、短いコマンドでWindowsやmac上に仮想環境を作る方法が紹介されているので、簡単にWEBアプリケーション開発を体験できるのが魅力的でした。
本書を読み終わった後の学習方法も紹介されている
入門書を一通り勉強した後、
「読み終わったけど、このあとどうやって勉強進めればいいんだ・・・」
となったことありませんか?
RPGでいうところの「船ゲットしたら、動範囲が広がりすぎてどこに行けばいいのかわからん」という状態です。
本書では、PythonのWEBチュートリアルや、WEB学習サイト、関連書籍が紹介されています。
関連書籍は本書よりもう一段上のレベルが上の本や、さらに分野を絞った本なのでステップアップしたいなら、関連書籍を買いあさるのもいいかもしれません。
ちょっと不満な点
Linuxへのインストール方法が紹介されていない
WindowsやMacへのpythonインストール方法は紹介されていますが、Linuxへのインストール方法は紹介されていません。
「Linuxにインストールしてサーバーサイドでpython動かしたい」
と考えている人には物足りない内容です。
出来れば巻末ぐらいに掲載してくれると嬉しかったですね。
あまり深くは書かれていない
あくまでも入門書のため、基礎の基礎の文法や、非常によく使うライブラリしか紹介されていません。
「あれ?こんなときどうすればいいんだ?」
と思ったときに見返すことはあまりないでしょう。
もっと深く学習したい場合は、本書に掲載されているWEBチュートリアルや、WEB学習サイト、関連書籍を使って学習しましょう。
最後に
オススメの点とちょっと不満な点を書きましたが、
「プログラム初心者なんです!」
「Pythonをとりあえずインストして触ってみたい!」
という方にはオススメの本なので、一度手に取って読んでみてください。
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