javascriptについては仕事でも使っているのですが、結構適当に書いても動くのでなんとなくで書いていました。
しっかり勉強したいと思った矢先に「脱初心者のJavaScript力を底上げするための本」なる本を、kindleストアで見つけたので即購入。
ワンコインで買えるのに内容はかなり充実しています。
「脱初心者」とありますが、中級者にも読んでいただきたい内容だったので紹介します。
概要
キレイなコードを書く
インデントや変数名の書き方など、きれいなコードを書く方法を紹介しています。
インデントは人によってバラバラなので、みんなでこの本を読んで統一するのもいいかもしれません。
またこの章で1行の文字数は80文字というルールが書かれています。
画面が小さかった頃、画面内にコードが収まるようにするために「80文字がいい」という理由で作られたこのルール。
20インチオーバーのディスプレイが安く売られている今でも有効な理由がこの本では書かれています。
関数を使いこなす
この章では関数を使いこなす方法が書かれています。
ほかの言語からjavascriptを学び始めた人が引っかかりやすいポイントなどが書かれているので、PHPから入った私には非常にわかりやすかった。
コールバックと巻き上げのところは是非とも読んでほしいです。
特に巻き上げは引っかかる人が多いので、初心者は必ず読むべきでしょう。
お作法を学ぶ
ここでは型の扱いや、this、try~catchの使い方などを紹介しています。
nullとundefinedの違いがいまいちわからない人とかが多いので、型の扱いの部分は参考になるでしょう。
またundefinedの比較の方法も紹介されており、一昔前の比較方法と今の比較方法2つが載っています。
正直一昔前の比較方法を使っていたので、これは参考になりました。
thisの扱いは中級者でも引っかかるところなので、ぜひ一読してください。
thisの参照先がシチュエーション別で紹介されているので、非常に参考になります。
小技を学ぶ
知っていると便利っていう小技が紹介されています。
ES2015で追加されたmap、クラス、Promiseの説明が参考になります。
正直この本を読んで初めて、「あ、javascriptってクラス使えるようになったんだ」って知りました。
新世代javascriptのおさらい
この章ではES2015やES2016で新たに追加された機能などを紹介しています。
ただ、すべてを紹介しているわけではありません。
目玉機能の紹介にとどまっているので、詳しく知りたい方はもっと詳しく書いてある本を探したほうがいいです。
まとめ
意外と知っていることが多かったので、スラスラ読むことができました。
ただ、ES2015から実装された機能や、なんとなく使っていた機能について知ることができたのでスキルアップにはつながりました。
価格はワンコイン以内だし、kindle unlimitedを契約していたら無料(2017/08/07時点)なので是非とも読んでみてください。