管理画面を作っていると、メモ帳やエディタみたいにctrl+sで入力内容を保存する仕組みを作りたいことって結構ありますよね。
そんな方にお勧めなのが、ショートカットキーのイベントを簡単に取得、設定できるライブラリ「Mousetrap」です。
jQueryも不要なので簡単に導入することができます。
導入方法
ダウンロード
GitHubにアクセスしてzipファイルをダウンロードしてください。
zipファイルを展開して、mousetrap.min.jsを適当なディレクトリにコピーしてください。
コード
まずプラグインを読み込みます。
1 | < script src = "mousetrap.min.js" ></ script > |
ショートカットキーを押されたときの処理を記述します。
Mousetrap.bind(‘ショートカットキー’,function(){処理});
を記述することでイベントを制御できます。
‘ショートカットキー’の部分は’キー + キー’を記述することで同時押しの判定ができます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 | // ctrl + cを押したとき Mousetrap.bind( 'ctrl+c' , function () { alert( 'ctrl + c を押しました!' ); }); // ctrl + vを押したとき Mousetrap.bind( 'ctrl+v' , function () { alert( 'ctrl + v を押しました!' ); }); // ctrl + fを押したとき Mousetrap.bind( 'ctrl+f' , function () { alert( 'ctrl + f を押しました!' ); }); // ctrl + sを押したとき Mousetrap.bind( 'ctrl+s' , function () { alert( 'ctrl + s を押しました!' ); //ブラウザの機能を停止したい場合はreturn falseを記述 return false ; }); // aを押したとき Mousetrap.bind( 'a' , function () { alert( 'a を押しました! ショートカットキー以外もイベント取得できます!' ); }); |
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キーボードを押した順番でイベントを発火させる
指定の順番でキーボードを押したときにも処理をキーイベントを取得することができます。
キーとキーの間に+ではなくスペースを記述してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | // a b c d e fの順番で押されたとき Mousetrap.bind( 'a b c d e f' , function () { alert( 'a b c d e f の順番で押されました!' ); }); // ctrl shift altの順番で押されたとき Mousetrap.bind( 'ctrl shift alt' , function () { alert( 'ctrl shift alt の順番で押されました!' ); }); // t e s tの順番で押されたとき // 間にスペースがないとイベントを取得できません。 Mousetrap.bind( 'test' , function () { alert( 'test の順番で押されました! このアラートは表示されません' ); }); |
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複数のキーイベントに対応
複数のキーイベントに対応することができます。
たとえばwindowsのctrl+cとmacのcommand+cが押されたとき、同じ処理をしたい場合などに利用できます。
1 2 3 4 | // ctrl+cもしくはcommand+cを押された場合 Mousetrap.bind( 'ctrl+c,command+c' , function () { alert( 'ctrl+cもしくはcommand+cが押されました!' ); }); |
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