今回はjavascriptのコーディング規約Javascript Standard Styleについて説明していきます。
Javascript Starndard Styleとは
javascriptは自由度の高い言語です。
ただ、高すぎる自由度のためにむちゃくちゃな書き方でも動作しますし、バグの発生しやすい言語でもあります。
またチームで開発する際に各々が独自の書き方をしていると、ソースの可読性が落ちてしまいます。
とくにインデントにスペースを使っている人とタブを使っている人がチームにいるとめんどくさいことになります。
Javascript Standard Styleはそんな無法地帯ともいえるjavascriptのコーディング規約をまとめたものになります。
コーディング規約といっても、javascript公式のものではありません。
javascriptには公式のコーディング規約がないので、数あるコーディング規約の1つです。
npmやGitHubでも使われています。
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javascript Standard Style
インデントはスペース2つ
インデントをするときタブを使ったり、スペース4つを使ったりする人が多いと思います。
Javascript Standard Styleではスペース2つと定めています。
文字列はシングルクォーテーションで囲む
エスケープを避けるために文字列はシングルクォーテーションを使いましょう。
未使用の変数は残さない
使用していない余計な変数を残しておくと、思わぬ動作を起こすことがあります。
バグの温床になるので未使用の変数は削除しておきましょう。
文末にセミコロンは使わない
javascriptはセミコロンを書かなくても動作する言語です。
反対にPHPやjava、C言語などは文末にセミコロンを使います。
慣れている人には違和感がありますが、極力不要なものは書かないためにも、セミコロンは使わないでおきましょう。
ifやwhileの制御文などのキーワードの後ろにはスペースを入れる
可読性を上げるために制御文の後ろにスペースを入れます。
関数定義の時関数名の後にスペースを入れる
関数を定義するときには、関数名の後にスペースを入れます。
反対に関数を呼び出すときはスペースを入れません。
こうしておくと検索するときに便利になります。
// 関数名の後にスペースを入れる function test (){ } // 関数を呼び出すときはスペースを入れない test()
比較の時は「==」ではなく「===」
厳密な比較をするためにも==ではなく===を使いましょう。
ただし、例外として値がnullかundefinedを区別せずに比較したい場合は==を使ってもOKです。
// undefinedかどうかを区別したい if (sample1 === undefined) { } // nullかどうか区別したい var sample2 = null if (sample2 === null) { } // nullかundefinedの場合trueにしたいとき if ( sample3 == null) { }
まとめ
今回紹介したJavascript Standard Styleは数あるコーディング規約の1つです。
自分に合うコーディング規約を探してみましょう。
また、今回紹介したのはJavascript Standard Styleの一部なのですべて知りたい方は公式サイトを確認してください。
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