CentOSにNode.jsをインストールする

ここ数年Node.jsとかReactの人気がすごいですね。
私も最近になってようやくNode.jsを触り始めました。
今回はNode.jsのCentOSでnvmを使ったNode.jsのインストール方法を紹介します。

環境

  • CentOS 6.8

インストール

nvmをインストール

Node.jsをインストールする前にnvmをインストールします。
nvmはNode.jsのバージョンを管理するツールです。
Node.jsは更新頻度が多いので複数のバージョンを切り替えれるようにしておくと便利なので、インストールしましょう。

インストールは簡単で、以下のコマンドを実行しましょう。

# nvmをインストール
$ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.33.2/install.sh | bash
# 設定を反映
$ source ~/.bash_profile

これで nvmコマンドが実行できるようになっています。
コマンドが実行できるか確認のためにバージョンを表示してみましょう。

$ nvm --version

バージョンが表示されたらインストール完了です。

コマンドが使えない場合

以下の表示が出てしまった場合は、設定ができていません。

-bash: nvm: command not found

以下のコマンドを実行し.bash_profileを編集しましょう。

$ vi .bash_profile

以下の記述を追加してください。

export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && \. "$NVM_DIR/nvm.sh"  # This loads nvm
[ -s "$NVM_DIR/bash_completion" ] && \. "$NVM_DIR/bash_completion"  # This loads nvm bash_completion

保存したら以下のコマンドを入力して、設定を反映させましょう。

$ source ~/.bash_profile

バージョン確認のコマンドを入力して、確認できたらインストール完了です。

Node.jsをインストール

nvmをインストールできたら、nvmコマンドでNode.jsをインストールしましょう。

最新版のLTSをインストール

まずは、最新のLTSをインストールします。

$ nvm install --lts

これでインストール完了です。

バージョンを指定してインストール

バージョンを指定してインストールする方法を紹介します。
まずはインストールできるバージョンを確認しましょう。
以下のコマンドでバージョンの一覧を確認できます。

$ nvm ls-remote

コマンドを実行すると、バージョンの一覧が大量に出てきます。
上から下に向かってバージョンが新しくなっていきます。
現時点ではv8.2.1が最新なので、最新版をインストールしてみます。

$ nvm install v8.2.1

インストールが完了したらNode.jsのバージョンを確認してみましょう。

$ node -v
# v8.2.1

バージョンの切り替え

Node.jsをインストールすると、Node.jsのバージョンはインストール直後のものになります。
バージョンを切り替える方法を紹介します。
まずは現在インストールされているバージョン一覧を取得します。

$ nvm ls

現在インストールされているバージョン一覧が表示されるので、切り替えたいバージョンを確認して以下のコマンドを実行してください。

$ nvm use 切り替えたいバージョン

これでバージョンの切り替えは完了です。

デフォルトのバージョン指定

せっかくバージョンを切り替えても、sshを閉じるとNode.jsは元のバージョンに戻ってしまいます。
デフォルトのバージョンを指定したい場合は以下のコマンドを実行しましょう。

$ nvm alias default デフォルトにしたいバージョン

sshを再起動して、バージョンの確認をしてください。
設定したバージョンになっていれば設定完了です。